
インターネットが身近にしてくれたもののひとつに政治談義があると思います。「ネトウヨ」「タイゾー議員」なんていうスラングはいかにも21世紀的。必ずしもプロ市民と思えないみなさんは、一体どこからそのような感性と情報を? などと世智に疎い筆者は思うのであります。

今回の『国会DB』は、現役の衆参両議員に関するさまざまな情報を、内蔵データとウェブ連携の両面から、手軽に繋いで表示してくれるアプリです。内蔵データは議員に関する公的なもので、国会内と選挙区の連絡先(住所、電話、FAX番号、電子メールアドレス)が中心。電話帳への登録もできます(手軽だからといって、むやみな電凸はダメですよ)。


かつてなら考えられなかった、インターネット時代ならでは...と思わせてくれるのが、ウェブ連携のほうでです。各議員のウェブページやWikipediaページはもちろん、ブログやツイッターアカウントまで網羅し、連携して表示してくれるようになっています。下は必殺仕分け人蓮舫センセイのツイッターアカウントを筆者のアカウントに送り、表示しているところです。


これはすごい! 従来型の、新聞社や通信社が手がけていた、とりわけ紙ベースの議員名鑑ではこうはいかないですよね。オンラインの国会議員名鑑として知られる「ぷぶりすてら」さんでも、2011年12月現在、ツイッターアカウントまでは紹介されていません。
議員のリスト表示の並べ替えを簡単にできるのもこのアプリの特徴です。


下の画面、右側バー状の「あかさたな...」表示にご注目ください。ここをタップすると、選択ジャンプがかけられます。出身校名でソートをかけているときに、例えば「さ」をタップすると、埼玉○○高校/大学など「さしすせそ」で始まる学校を出た議員のブロックに飛べるわけです。細かいところですが、携帯端末で使い勝手をよくする工夫として気が利いているなあ、と思いました。

閣僚の一覧表示もバッチリです。ただ、残念ながら、「政党本部」「官公庁」については、筆者の端末では内容が表示されませんでした。開発元のナカノ製作所さんは開発や更新の状況をマメにアップしてくれているので、今後に期待したいと思います。

最後に、価格はアプリ本体が無料。半年ごとのデータリリース約85円(1ドル)、改選や解散後のデータ更新時に数百円が課金されるとのことです。しかし、課金制は2011年9月の野田内閣対応版から...ということは、次期解散までは無料ですね(更新前のデータを使い続けることもできるようです)。
国会や議員のセンセイ方との距離を縮めてくれる『国会DB』。これからのところもあるとはいえ、可能性を感じさせる興味深いアプリに仕上がっています。ニュースや選挙のお供にひとついがでしょうか。
使用時間:2時間
使用端末:iida INFOBAR A01
OS:2.3.3
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発売元:Masanori Takano
更新日:2011年11月29日
バージョン:1.4
価格:本体無料(データ更新有料)
対応機種:Android2.1以上
(菊池 敦)
