『歪みの国のアリス』は携帯ゲームから移植されたテキストアドベンチャーゲーム。
『多くの女子高生に共感&支持され、口コミで広がった』という触れ込みに思わず脊椎反射しちゃったので、アンドロイド版リリース直後で速攻レビューしちゃいますよ!

と、明るく振る舞ってはみせましたが、見ての通りこれホラーです。
しかも...かなり怖い...。へえ、今時の女子高生はこういうの大丈夫なんですねぇ。僕はオッサンですがもうこのゲームのことを思い出すだけでも息が詰まりそうなんですけど。
不思議の国のアリスをモチーフにしたゲームや映画などの作品はいくつもありますが、『歪みの国のアリス』で特徴的なのは現代日本っぽい世界観ですね。どこにでもあるような学校や街並みに異質なものが混ざっていく感覚というのは全くの異世界を舞台にしたものよりも数段不気味さを増します。
そしてこの作品、登場人物(?)がとにかくみんなどこかヤバい。

おまわりさん、こいつです
しかしホラーものの例に漏れず、おまわりさんや国家権力なんて不条理世界においては何の助けにもならないわけで。仕方なく自力でストーリーを進めていきますが、肝心の追いかける相手のウサギもこんな感じだったり。

ウサギがこんななのでだいたい予想はつくかと思いますが他の動物のみなさんも、まあ話の通じないタイプの方々が多いようですね。


ど、動物だけじゃなんです。作品のモチーフとなっているアリス世界に関連したキャラクターをはじめ、大幅にアレンジされた結果として生み出されてしまったのであろう強烈なキャラの数々が次から次へと登場します。例えばパンとか。


ガチムチ兄貴風な量産型アンパンマンあんぱんは終わりのない抗争を繰り広げ、ジャムパンは鉄格子の向こうから「僕を食べて」の大連呼です。あまりに濃いキャラの応酬のせいか書いていてだんだん気が遠くなってきました。
ウソみたいだろ...まだ前半戦なんだぜそれ...
個性的なキャラクターもさることながらストーリーも『過去の記憶』『トラウマ』などをテーマにした重苦しくもホラーらしい構成。進めていくうちに徐々に隠されていた事実が明らかになっていく仕掛けになっているためここでは詳しく書けないのが残念です。レビュアー泣かせですね。
ここまで読んで興味が湧いちゃったという方は公式ムービーをご覧下さい。2分でこのゲームの雰囲気や概要がバッチリわかりますよ。
有料アプリですがボリュームとしては全8章で構成される充分なボリュームのもの。さらに選択肢によってエンディングが様々に分岐し、そのエンディング数たるやなんと15通りにも及びます。
空き時間にちょっと進めるというよりは寝る前などに時間の許す限りドキドキしながらじっくり楽しむのがオススメかな。夜中にうなされても僕は責任取れませんけど。
有料アプリの購入に抵抗があるという人にも、コミックや文庫本買うより安くてこれだけの分量が楽しめるという意味で個人的にはお勧めできます。

でも...やっぱりすげ〜怖ええよぉ〜! ぎゃひ〜っ!
使用端末:EVO WiMAX ISW11HT
OS:2.3.4
バージョン:1.0.0
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発売元:(C) SUNSOFT
更新日:2011.12.8
価格:450円
対応機種:Android2.1以上
(ワタナベダイスケ)
