
『将棋(Android Shogi)』は、Bonanzaエンジン(バージョン4.3.1)を搭載したフリーの対COM戦将棋ソフトです。
これが強い強い速い待たせない強い。Bonanzaの頭脳を使っているわけですからある意味当然として、レベル3〜4、わりと本気の20局を対戦して2勝17敗1落ち。以前『金沢将棋レベル100』のレビューで触れましたが、筆者の棋力はおおむねアマチュア級位者。とても太刀打ちできません。Windowsのデスクトップ版で簡単に勝てないことはわかっていましたが、それよりはCPUの非力なアンドロイド端末ならひょっとして...の期待は、見事に打ち破られました。
棋譜は恥ずかしすぎるため晒しません。代わりにシンプルな設定画面と棋譜データの選択画面を紹介します。


■初回インストール時のポイント
『将棋』は、将棋アプリ本体と棋譜データ(『アンドロイド将棋データ』)をそれぞれ別にマーケットからダウンロードする仕様になっています。この容量が大きい(41MB)ので、接続回線(Wifi推奨)と端末の空き容量にはご注意ください。
インストール手順はアプリの指示に従ってボタンをタップしていくだけ。簡単です。
■シンプルな操作と豊富な棋譜データ
指し手は駒をなぞるようにして動かします。7七の歩に指を置いて7六にすべらせる感じです。図は筆者が見事に討ち取られていく局面です。

また、豊富な棋譜データ(天野宗歩など江戸時代のものもあります)は通勤中などのちょっとした合間の勉強、気分転換になりますね。自分の対局棋譜も自動で保存され、後から感想戦などに役立てることができます。画面は1958年の第17期名人戦、大山康晴対升田幸三、名手△3七桂成が出る直前のシーン、将棋ファンなら鳥肌の立つ局面と思います。

■「落ちやすい」とは、果たして?
筆者はau INFOBAR A01とLenovo IdeaPad Tablet A1で試しました。筆者のINFOBAR A01では、中盤に差し掛かるとかなりの確率で落ちてタイトル画面に戻る現象が生じました。一方、IdeaPad Tablet A1のほうではほとんど落ちませんでした。また、INFOBAR A01でも、棋譜データの再生には問題なし。この辺りはCPUやOSのバージョンに依るのかもしれません。みなさんの端末ではどうでしょうか?
■それでも期待大です
今回、それでも『将棋』を紹介したのは、このアプリ、長く棋譜データのダウンロードがうまくいかない状態で公開されていたのが、この2012年1月の更新で大きく前進したためです(作者さんの苦労がしのばれますね。乙です!)。Bonanzaエンジン搭載ということで待ちわびていたユーザーも多いのではないでしょうか。
以上、末永く見守って遊んでいきたい! と思わせてくれる『将棋(Android Shogi)』、みなさんもひとつ手合わせしてみてはいかがでしょうか。
それにしても手強いなあ...。
使用時間:負けず嫌いの血が騒いで20局
使用端末:iida INFOBAR A01 / Lenovo IdeaPad Tablet A1
OS:2.3.3 / 2.3.4
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発売元:Yaz Saito
更新日:2012年1月14日
バージョン:2.6
価格:無料
対応機種:Android2.2以上
(菊池 敦)
