
「野球の試合の中には、人生のすべての要素が詰まっている」(中村順司・PL学園監督(当時))
かつて桑田・清原のKKコンビを育て上げた高校野球界の名伯楽の言葉を借りるならば、「『野球スコアブックアプリ Bb Pad』には、アンドロイドアプリの可能性が詰まっている」! そう言い切れるほどに、底知れぬ魅力を感じさせるアプリです。
野球の試合を投手が投げた一球ごとに記録する、文字通り「スコアブック」としての機能をとことん追求したこのアプリ。「江夏の21球」として知られる1979年11月4日の大勝負を、はたまた当時横浜高校の不動のエースだった松坂大輔が250球を投げ勝った「PL学園対横浜延長17回」を、いま改めてこのアプリに記録し振り返りたいという思いに駆られました。


見た目のデザインは少々荒削りながら、野球愛好者にとっては痒いところまで手が行き届く完成度の高さ、そしてマニアックさが何より特徴的。試合当日の天候や主審、塁審に到るまで、詳細に記録することができます。ここまでストイックに作り込まれたアプリは、洗練度が身上ともいえるiPhoneアプリではなかなか見つからないのではないでしょうか。
また、アプリならではの高い機能性にも注目です。試合を記録するだけなら紙のスコアブックでも十分ですが、各試合を振り返ることができる「対戦データ一覧」機能は白眉。一球ごとに試合がどう動いていったかを視覚的に再現してくれます。

使い方としては、まず自分が記録したい球団名を登録。あとは対戦ごとに各相手チームを入力後、試合の経過に沿ってプレイを記録していくという流れです。

このアプリがリリースされた12月は、それはそれで熱いストーブリーグが盛り上がっていますが、やっぱり本番は春以降。2012年のペナントレースでは、話題のあの球団も登場します。
野球ファンとしては、プロ野球開幕はもちろん、夏の高校野球まで待ちきれない想いです。やがて来るシーズン中、一流の試合を観戦しながらスコアをつけるもよし、そうでなくとも自ら選手や指導者として参加する少年野球や草野球では、活用すれば自分たちのプレーを振り返る最適なツールとなることでしょう。
ちなみに、取扱説明書(ただしつどインターネット接続が必要)があるという親切さも非常にありがたいですね。
使用端末:Galaxy S II(SC-02C)
OS:2.3.5
バージョン:1.0
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発売元:KEI co.
更新日:2011年12月21日
価格:無料
対応機種:Android2.1以上
(年吉聡太)
