開発者は、アンドロイド用アプリを開発するのにドキュメントを参照し、「アプリからハードの状況はこう見えるだろう」という値をプログラムに使います。
が、しかし、実際にアプリがユーザーに使われる環境で、本当に、開発者の意図したアンドロイドOSから値が返って来ているのかはプログラムを作ってみないとわかりません。
しかも、うまくプログラムが作れているかは、「デバッグメッセージ」をプログラムの中に作者が意図的に埋め込むか、あるいはプログラムが想定外の動作をする、あるいは最悪プログラムをリリースしてからバグったという報告で知ることになります。
マーケットのレビューなどで動きませんなどという形でコレを書かれるのは開発者として、最悪の事態といっていいでしょう。

こんな事態を解決するために、ドコモがよいツールを無償で公開してくれました。
名づけて『端末仕様確認ツール』。

このツールをアンドロイドの実機上で起動すると、ソフトがアンドロイドにいろいろな問いかけをし、その値を表などの形で見せてくれます。

たとえば、筆者の使用しているOptimus Chatの場合、搭載メモリはRAM 419MB、最大ヒープサイズは24MBであるとか。

あるいは加速度センサーをハードウエアとして搭載していて、最小遅延速度は不明なものの、値の範囲は19.6、センサー解像度は0.01197m/s^2である、というようなデータを見せてくれます。
アンドロイドケータイが搭載している、ハードウエアを駆使し自在に操るソフトウエア開発をするには、まさに必須のツールが登場したといってもいいでしょう。
(なお、電話帳の情報など個人情報やアプリが持っている情報は表示しません。あくまで表示されるのはシステムの属性などです)。

ちなみに、ドコモアプリとして何がインストールされているかも、一覧で表示可能です。
また、端末仕様とインストール済アプリの一覧はCSVファイルでの出力も可能です。
アンドロイドアプリ作者には必携のソフトと言っていいでしょう。
もちろん、開発者じゃなくても、自分の端末のスペックを隅々まで知りたいスペックオタクの一般人が使ってもOKです。あなたの探究心をこのツールは満足させてくれるでしょう。
なお、このツールですが、サポートなどはtwitterで行われています。@docomo_dev_info (NTTドコモ開発者情報)で開発経過などがつぶやかれており、また、意見要望などはこのアカウント宛にメンションすることで、届けることができます。
使用端末:Optimus chat (L-04C)
OS:2.2.2
バージョン:80.240.0000
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発売元:NTT DOCOMO
更新日:2012年2月8日
価格:無料
対応機種:Android 2.1 以上
(古村怜)
