ネコの目線になってみる、ニャーッ♪


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前回まで画像保存の考え方、役に立つ撮影アプリと編集アプリの話をしてきました。今回からスマ写のイロハ - 初級編- として、主に撮り方=構図の話をしていきます。


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写真の構図とは画面の全体構成のことです。これは写真にとって最も大事なことで、さまざまな構図には必ず意味が隠されているということを感覚的、知覚的に覚えておくことは写真上達への早道です。

では何故? 構図が大事なのでしょう? 私たちが生きるこの3次元の世界を写しとっても、写真はスマホ上でも、モニター上でも、紙焼きプリントの上でも、平面な2次元にしかなりません。

つまり、撮る者が工夫をして、2次元を感覚的に超えていかないと立体的で幾何学的なモノでも曲面で表される人物でも動物でも平面にしか眼には写りません。

フラットな印象の一枚からは、エモーショナルな思いはあまり生まれてはこないものです。さまざまなファクターを総動員して感動画質に作り上げるのが写真なのです。

では、どうしたら、そんなイメージを撮れるのか? カギの一つは構図にあります。

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毎度、構図の考え方は、覚えやすくするために動物や昆虫の視線に見立てて解説しています。今回はネコがコソコソと覗いているかのようなローアングルからの視線について。


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モデルのかえでさんが低く構えて写真を撮っています。こんな風にネコのような低姿勢で撮ることで立って撮る時とはまた違ったニュアンスが写真に現れてきます。どんな雰囲気が写ると思いますか?


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ネコが見る世界を想像すると穏やかな印象があります。昔の日本の畳敷きで床に座る生活も視野が低い落ち着いたイメージがあります。

ネコの目線は、見る者に親近感を抱かせる撮り方です。


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遠くまで見渡すことができるロケーションであれば奥行き感も手に入ります。そんな構図を意識して作ることで、こうしてローアングルショットから親近感の気持ちからもう一歩進んで強いエモーションを生み出すこともできます。


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では、立っている被写体を撮る場合はどうでしょう?

フレームに収めるために被写体との距離を置いて、少し離れたところからネコの目線で撮ってみると、人物が少しだけ強調された見た目のバランスがよい構図の写真になります。


004_008.jpg Model: かえで

赤いらせん階段の前でもう一枚、こんな感じで低いネコの目線で撮った方が立っている人物もステキに構図に収まります。


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ネコさんたちは、いつもこんなことを感じながら、日々、暮らしているのかもしれません。実際のところ、ネコのキモチは分かりようがありませんが...。

次回は、トリの目線です。
では、また来週をお楽しみに!

 

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塚本修史

Written by 塚本修史

東京・世田谷生まれ、米・カリフォルニア州サンタバーバラで、写真と映画製作を学ぶ。映像制作を生業としながら、携帯写真家として活動を開始し、FUJIFILM公式サイトでのケータイ写真部講師、他、講演、記事執筆、コンテスト審査員、雑誌での特集、番組出演等、モバイルフォトの面白さを広めている。|FacebookTwitter
塚本修史

Written by 塚本修史

東京・世田谷生まれ、米・カリフォルニア州サンタバーバラで、写真と映画製作を学ぶ。映像制作を生業としながら、携帯写真家として活動を開始し、FUJIFILM公式サイトでのケータイ写真部講師、他、講演、記事執筆、コンテスト審査員、雑誌での特集、番組出演等、モバイルフォトの面白さを広めている。|FacebookTwitter

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