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コンタケ

格安SIMが一斉に通信量アップ
各社の違いを表にまとめました[3社追記]


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一気に来ましたねー。

格安SIM業者が、一斉にプランの改定を発表しています。IT系メディアのWirelessWire Newsが伝えていました。

今回改定を発表したのは、インターネットイニシアティブ(以下、「IIJ」と表記)、IIJグループの「ハイホー」、フュージョン・コミュニケーションズの「楽天モバイル」、NTTコミュニケーションズの「OCN モバイル」の4つ。いずれも、「料金据え置きで通信量上限をアップ」となります。

IIJの改定はすでにタブロイドでもお伝えしましたが、あとの3社はそれに追従しました。改定内容については、各社の公式発表をご覧ください。

追記[2015/03/23]ニフティの格安SIMサービス「NifMo」も同じく通信量上限引き上げるプラン改定を発表したので、追記しました。[ニフティ株式会社]

追記2[2015/03/26]U-NEXTのU-mobileと、ソネット、DMM mobileを追記しました。[U-mobile][ソネット][DMM mobile]

しかし、情報が散らばってて、少し見づらいですね。まずは、各社の代表的な格安プランの改定内容を、比較してみましょう。

旧2ギガバイト/月プラン

企業名「プラン名」SIMの種類価格/月旧通信量上限新通信量上限
IIJ
「ミニマム
スタートプラン」
データ専用900円2GB3GB
SMS付き1040円
通話付き1600円
hi-ho
「LTE typeD
ミニマムスタート」
データ専用933円2GB3GB
SMS付き1073円
通話付き1633円
楽天モバイル
「3.1Gパック」
(旧「2.1Gパック」)
データ専用900円2.1GB3.1GB
SMS付き1020円
通話付き1600円
OCN モバイル ONE
「3GB/月」
(旧「2GB/月」)
データ専用1100円2GB3GB
SMS付き1220円
通話付き1800円
NifMo
「3GBプラン」
(旧「2GBプラン」)
データ専用900円2GB3GB
SMS付き1050円
通話付き1600円
U-mobile
「3GB」
(旧「1GB」)
データ専用※1790円1GB1GB
SMS付き※1940円
通話付き1580円1GB3GB

ソネット
「プラン4GB/month」
(旧「プラン2GB/month」)

データ専用※2880円2GB4GB
SMS付きナシ
通話付き※31580円
DMM mobile
「3GB」
データ専用850円3GB3GB
SMS付き1000円
通話付き1550円

※1:改定なし
※2:Amazon.co.jp限定
※3:ソニーストアの「エクスペリア J1 コンパクト」限定

もっともメジャーと思われる、1カ月に2ギガバイトまで通信できるプランです。今回、そろって1ギガバイト増量し、3ギガバイトとなりました。

最安値はIIJと楽天モバイル、NifMoですが、0.1ギガバイト(100メガバイト)多く通信できる楽天モバイルが実質的な最安値となります。ただし、100メガバイトの差でできることは、多くありません。おまけ程度と考えておいたほうが良いでしょう。

[3月26日追記]新たに発表された3社共、非常に優秀なプランとなっています。

特に、ソネットの他社レベルに安いながらも4ギガバイトの通信ができるプランは、魅力でしょう。ただし、通話ありのプランはソニーストアで販売される、「Xperia J1 Compact」(エクスペリア J1 コンパクト)限定です(参考サイト)。

DMM mobileはもともと1ギガバイトと3ギガバイトのプランがあり、今回は全プランが値下げとなります。純粋に、かなり安いですね。また、新たに2ギガバイトのプランも追加され、さらに安く、柔軟に使えるようになりました。

旧4ギガバイト/月プラン

企業名「プラン名」SIMの種類価格/月旧通信量上限新通信量上限
IIJ
「ライト
スタートプラン」
データ専用1520円4GB5GB
SMS付き1660円
通話付き2220円
楽天モバイル
「5」Gパック」
(旧「4Gパック」)
データ専用1450円4GB5GB
SMS付き1570円
通話付き2150円
OCN モバイル ONE
「5GB/月」
(旧「4GB/月」)
データ専用1450円4GB5GB
SMS付き1570円
通話付き2150円
NifMo
「5GBプラン」
(旧「4GBプラン」)
データ専用1600円4GB5GB
SMS付き1750円
通話付き2300円
U-mobile
「5GB」
(旧「3GBプラン」)
データ専用1480円3GB5GB
SMS付き1630円
通話付き1980円
DMM mobile
「5GB」
データ専用1270円5GB5GB
SMS付き1420円
通話付き1970円

中間的な通信量の、4ギガバイトプランです。各社合わせて5ギガバイトとなりましたが、ハイホーはこの通信量のプランがありません。

しかし、上限が1.5倍に増えた3ギガバイトプランに比べると、5ギガバイトプランはやや割高になったかもしれません。

[3月26日追記]ハイホーと同じく、ソネットにはこの通信量のプランがありません。新たに追加されたU-mobileとDMM mobileは、どちらも非常に優秀です。

旧7ギガバイト/月プラン

企業名「プラン名」SIMの種類価格/月旧通信量上限新通信量上限
IIJ
「ファミリー
シェアプラン」
データ専用2560円7GB10GB
SMS付き2700円
通話付き3260円
hi-ho
「LTE typeD
ファミリーシェア」
データ専用2838円7GB10GB
SMS付き2978円
通話付き3538円
楽天モバイル
「10Gパック」
(旧「7Gパック」)
データ専用2260円7GB10GB
SMS付き2380円
通話付き2960円
OCN モバイル ONE
500kbps
データ専用1800円7GB15GB
SMS付き1920円
通話付き2500円
NifMo
「10Gプラン」
(旧「7GBプラン」)
データ専用2800円7GB10GB
SMS付き2950円
通話付き3500円
DMM mobile
「10GB」
データ専用2250円10GB10GB
SMS付き2400円
通話付き2950円

最後は、もっとも上限の大きい、7ギガバイトのプランです。各社が10ギガバイトへ増量した中、OCNだけがドーンと15ギガバイトへ増量しながらも最安値です。

ただし、プラン名の「500kbps」という名前の通り、通信速度が他社より大幅に制限されます。使ったことがないのでなんともいえませんが、YouTubeで高画質再生をしたいような方には不向きかもしれません。

高速通信が使える10ギガバイト上限の中では、楽天モバイルがダントツで安くなっています。大容量の高速通信が使いたい方は、楽天モバイルが良いでしょう。

[3月26日追記]高速通信が使える10ギガバイト上限の中では、DMM mobileが最安値となりました。今回のDMM mobileの改定は、かなりインパクトが有りますね。

各社の独自サービス

サービスは、単純な価格だけでは比較できません。各社が独自に展開するサービスについて見てみましょう。

IIJの家族間通話料割引

IIJでは、格安SIM業界で初めて家族間通話料の割引サービスを発表しました。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

「維持費が安いが通話料が高い」という、格安SIMの常識を変える独自サービスです。これから他社も始めるかもしれませんが、2015年3月19日現在ではIIJのみ。

また、IIJは通信の品質が高いことでも知られています。

ハイホーの独自プラン

ハイホーでは、「ミニマムスタート」プラン1年分の料金を先払いすることで、1カ月の料金が実質833円になる「1年パック割」プランがあります。本プランを利用すれば、3ギガバイト上限プランの中ではハイホーが最安値。

また、3枚のSIMで3ギガバイトを分け合える、「アソート」プランもユニークです。詳しくは、公式サイトをご覧ください。

また、IIJが親会社なだけあり、通信の品質も高いようです。

OCN モバイル ONEの「日次コース」と「無料Wi-Fiスポット」

OCN モバイル ONEでは、一日単位で上限が設けられた「日次コース」が特徴。やや使い勝手が落ちますが、上限通信量辺りの価格は安くなります。

また、Wi-Fiスポットが、期間限定で無料開放中。詳しくは、公式サイトをご覧ください。

楽天モバイルの「ベーシック プラン」

楽天モバイルでは、通信が低速な代わりにとても安い「ベーシック プラン」が用意されています。かなり遅いですので、使い方が難しいかもしれません。

詳しくは、公式サイトをご覧ください。

NifMoの「データ通信容量増量記念 おかわりキャンペーン」

2015年4月1日(水)~4月30日(木)の間にNifMOに申し込むと、「データ通信容量増量記念 おかわりキャンペーン」を実施します。これは、4月と5月に各1回、0.5ギガバイト(500メガバイト)通信容量の上限を増やせる「データおかわり 0.5GB」を無料で利用できるというもの。

「データおかわり 0.5GB」 については、以下のページをご覧ください。

「データおかわり 0.5GB」[ニフティ株式会社]

通常は1回900円ですので、2回分で合わせて1800円分となります。

U-mobileの「LTE使い放題」「ダブルフィックス」

U-mobileでは、定額で上限なく使える「LTE使い放題」プランと、二重定額制の「ダブルフィックス」プランが特徴。

「ダブルフィックス」は、1ギガバイトまでなら1480円(データのみなら680円)、それ以上の通信になると額が上がるというもの。まれに1ギガバイトを超える、という方であれば安く使えるかもしれません。

使い放題プランは魅力的ですが、やはり上限ありのプランに比べて通信速度が遅いことが多いようです。ご注意を。

その他、詳しいことはニュースリリース(リンク先PDF)にてどうぞ。

ソネットのセット販売

ソネットは販売形態が変わっていて、ほとんどのプランが格安スマホとのセットになっています。そのプランも、一ヶ月ではなく、一日単位で通信量上限が決まっているものばかり。

格安SIM単体での販売は、ほぼアマゾンで販売されている通話なしのプランに限られます。

かなり独特な展開をしていますね。

DMM mobileの豊富なプラン

DMM mobileは、豊富に用意されたプランが特徴です。今回の値下げ発表のページを見ていただければ、お分かりいただけるでしょう。

DMM mobile 業界最安値挑戦![DMM mobile]

また、今回の改定の中で、唯一増量ではなく既存プランの値下げに踏み切りました。新たなプランを増やしつつ値下げというのは、大きな特徴といえるでしょう。



以上、通信料上限の引き上げが発表された、格安SIMのまとめでした。今まで通り安く、今まで以上に使いやすくなりましたね。

しかし、上限を引き上げず値下げ、という企業がないのが少し残念なところです。どこか、2ギガバイト上限でもいいので、もっと安いプランを発表しないものでしょうか。

[3月26日追記]DMM Mobileが、値下げを実施しました。他の企業も、さらなる改定を発表するでしょうか? 要注目です。


「格安SIM」のデータ通信量が4月から増量へ、1000円で月間3GBが標準に[WirelessWire News]

格安SIM・スマホについてはこちら:

【連載】格安スマホを詳しく知りたい
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まったりオンラインゲーマー。日々のんびり、ゆっくり、スロー生活。Androidを使って皆さんに普段の生活のちょっとした「困った」「わからない」「めんどくさい」を解消する方法を提供していきたいです。まだまだ若輩者ではありますがどうぞよろしくお願いします。
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