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高橋暁子

LINEでの出会い系被害急増。保護者の対策は?


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LINE ID交換掲示板における出会い系被害が急増

4月16日に発表があった警察庁の「平成26年中の出会い系サイト及びコミュニティサイトに起因する事犯の現状と対策について」によると、出会い系サイトに起因する事犯の被害児童は152人で前年比-4.4%。コミュニティサイトに起因する事犯の被害児童は1421人で前年比9.9%となった。

コミュニティサイトとは、ブログ、SNS、コミュニケーションができるゲームサイトなどのことだ。

平成20年の出会い系サイト規制法の法改正以後、出会い系サイトによる被害は減少している。反比例してコミュニティサイトにおける被害は増え続けていたが、運営事業者の努力により近年は減少傾向にあった。

ところが平成25年以降、非公式のLINE ID交換掲示板による出会い系被害が急増しており、その結果全体の被害児童数も拡大している。

端末は必ず本人名義にしよう

LINEは対策として、18歳未満に対してID検索機能を制限している。ところが、未成年は代わりにQRコードを掲示板などで公開している。LINEで友だちになる方法にはID検索の他、QRコードやふるふるなどがあり、ID検索以外は未成年も利用できるためだ。

異性との出会いを目的に公開している児童生徒もいるが、単純に友人を作ろうとして警戒心なしに公開する例もある。

LINEは他のコミュニティサイトと違い、友だちになるだけでトーク・画像・動画の送受信だけでなく、通話までできてしまう。不特定多数が見る場に公開したり、見知らぬ相手とIDを交換することの危険性を必ず指導すべきだろう。

また、所持している端末の名義が保護者になっている場合、未成年でもID検索機能が使えてしまう。安全に利用するためには必ず持ち主本人の名義に書き換え、キャリアのフィルタリングサービスにも申し込むのがお勧めだ。

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高橋暁子

Written by 高橋暁子

ITジャーナリスト。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、テレビ・雑誌・新聞等での解説、講演、セミナー等を手がける。情報リテラシー教育などについて詳しい。新刊『ソーシャルメディア中毒 つながりに溺れる人たち』(幻冬舎エデュケーション新書)等著作多数。|個人ブログTwitter
高橋暁子

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ITジャーナリスト。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、テレビ・雑誌・新聞等での解説、講演、セミナー等を手がける。情報リテラシー教育などについて詳しい。新刊『ソーシャルメディア中毒 つながりに溺れる人たち』(幻冬舎エデュケーション新書)等著作多数。|個人ブログTwitter

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